痒くならないためにはどう食べればいいか

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アトピー性皮膚炎を悪化させない食事法

アトピーになると食べたいものが食べれないと思います。
油っこいものや辛いもの、刺激の強いものはすべて炎症を悪化させます。
甘いものや塩分が高く塩っ辛いもの、
数の子やチョコレートなど味が濃く、濃厚な味のものも症状を悪化させます。

こういったことで、アトピー患者は一体何を食べればいいんだ!ということになります。
食べれるものが限られ、何も食べられないという状況の人もいるかもしれません。
私の場合も、病気になる前は普通に食べられていたものが食べれなくなりました。
油断してしまうと、すぐ食後に炎症が広がり痒くなってしまいました。

食べるとかゆくなり、でも食べない訳にはいかない。
食事をするのが段々と嫌になっていきましたが、現実問題として何かは食べないといけない。
そこで私は、食生活を徹底的に改善することにしました。
第一に、症状が悪化するのを食い止めるために、
出来るだけ刺激の少ない食品を摂取するこに決め、
味の薄い物を食べるように心がけました。
砂糖や塩、コショウなど調味料も使わなくなりました。
ドレッシングなどをかけずにトマトやきゅうり等の生野菜や
お湯で茹でた野菜、お湯で油を落とした豚肉など、
炎症を刺激するような成分を出来るだけ残らないように調理しました。
栄養が不足しているような気がしたので錠剤のサプリメントを薬局で買ってきて、
食事の後に飲んでいました。
時には何を食べても痒く感じる時があったので、
その時はコンニャクを食べていました。
味の付いていないワカメやモズクなどの海藻も、痒くならなかったので
沢山食べていました。
間食も完全に無くし、リンゴやオレンジなどを小腹が空いた時に食べていました。

闘病中に食べていた食事は味が薄いので、美味しいというありませんでしたが、
当時は薬の一種だと思って食べていたので苦にはなりませんでした。
炎症の広がりを少しでも食い止めたい!という一心でしたので、
味の薄いシンプルな食事にストレスを感じている場合では無かったのです。
出来るだけ体に優しい自然な食事を摂るよう工夫していました。
加工食品や人工的な食べ物は一切食べるのを辞めました。

食事で炎症が縮小するということは少ないかもしれませんが、
食べるたびに痒くなったり、炎症が広がったりしないだけでもかなりの前進です。
アトピーの原因や症状によって、
食べてもいい物や、アレルギーが出る食品は患者さん一人ひとり違ってくると思いますので、
試行錯誤を繰り返して、自分の体に適合した食べ物を探していけば、
食事の時のストレスも緩和されていくと思います。

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